2012年10月2日火曜日

湖水ヶ池産れんこん南蛮始めました(*´∇`*)

今年もれんこん堀りが始まったようです。

新富町が誇る素晴らしい食材!

近くフェアーも開催予定でございます(*^^*)


湖水ヶ池産れんこん南蛮始めました

 


今年はメニューに『揚げだしれんこん』も登場!


ひとくち大のれんこんを天つゆで♪
試食をしたスタッフにも好評でした!・・・500円


------------------------ここでちょっとトリビア----------------------


湖水ヶ池産れんこんとは何ぞや!?


新富町には糸をひく特別なれんこんがあります。



新富町日置地区の水沼神社の横にある湖水ヶ池。そこで採れるれんこんです。

ふしが長く一見れんこんには見えません。でもそのお味は特別♪

糸を引き、ホクホクとした食感はこの池のれんこんならでは。

本当に素晴らしい食材です。れんこんにはビタミンCが意外にも豊富に

含まれており、その量はみかんよりも上だそうです。

食物繊維も豊富で糸をひく成分は納豆、オクラ、

山芋などに含まれるネバネバと同じです。

かなり美肌効果も高いんですよ。

いい事づくしの湖水ヶ池産れんこんです♪

じゃあ、どうしてこの池にれんこんがあるかと言うと・・・

『為せば成る 為さねば成らぬ何事も 成らぬは人の為さぬなりけり』を読んだ

上杉鷹山の実兄でもある 第7代 高鍋藩主 秋月種茂(1743-1819)公

貧しい藩財政を立て直すため、当時良質品種であった大和産のレンコンを取り寄せ、

地元民に栽培させたのが始まりと言われています。

その歴史は深く、古くから伝わる独特のレンコン堀りが、

地元の人によって今も続けられています。


夏は青々としたハスの葉が茂り、お盆のころにはハスの花で私たちを癒してくれます。

花の咲く様は本当に素晴らしいですよ。

ちょっとしたヒーリングスポットで、木陰でお弁当も素敵です。


冬になると景色は一転!


青々とした葉はなくなり、夏の蓄えは根のれんこんに。

池と言っても結構深く、昔は一本の竹ザオを頼りに池にもぐり

足先でレンコンを堀り当てたりしていたそうです。

あまりの寒さにたき火をしながらの作業だったと聞いています。

今はウエットスーツがあるのでそこまでないらしいのですが、

厳しい寒さである事には違いありません。

地域の方から300年近くも守り育てられてきたれんこん。

先人の智恵に想いを馳せながら食べるのも一興かもしれません。